ホームステイを受け入れる

製作日2008:1:14
公開日2008:1:14


今回は、ホームステイ受け入れについて少々猿由が語らせてもらいます。

実体験を基に語るのでホームステイ受け入れに興味のある人だけでなく普通にヨシザルワールドファンの方も見てください。


〜ホームステイ受け入れまでの経緯〜

全ては、あの日の先生の一言から始まった。


「ホームステイ受け入れ、人数不足やから受け入れしてくれん?」



そして、英語が全くできない我が家のホームステイ受け入れが始まった!


〜初日〜

ホームステイに来る男子A君(仮)を迎えに待ち合わせの場所に行く。

総勢約30名のオーストラリアからの生徒さん達!!


なんとか、A君を発見し一緒にお弁当を食べる。










気まずい空気が流れる・・・・



なにか会話をと思いこう言った。


「Do you know DB?」


A君いわく、ドラゴンボールを知っているが詳しくは知らないという。




そして気まずい空気が流れる















そして、お昼の時間が終わり放課後



荷物を車に積んで家へと出発。


車に弱い俺。会話をする暇も無く家へ行く。




とりあえず、A君の部屋を教えてあげた。







「お風呂に入ってください」が通じなくて苦労したぜ。

せっかく用意した亀マークの入った半纏も無意味に終わる。





晩御飯はAの胃のことも考えてしゃぶしゃぶに決定。








で、とりあえず「ごましゃぶ」「ポン酢」「大根おろし」の付けダレを用意。


でAに説明

「ごましゃぶ」=「GOMA ドレッシング」

「大根おろし」=「MINI ラディッシュ」

「ポン酢」
















説明できねぇ!



緊急時のエキサイト翻訳と思って慌てて検索


「ポン酢」=「PON ビネガー」





絶対に違うーーーーー!!





しかたが無いので適当にボディランゲージ

































通じました。



その後宿題して、寝ました。

Aは寝るが早い。

俺の部屋の隣がAの部屋だから光が漏れないように俺も部屋の電気を消して行動する。


〜2日目〜

一緒に登校して、Aは別カリキュラムのため一旦別れる。

お昼は放送室にて食す。


放送室にATLの先生も来てかなり異国の雰囲気だった。



家に帰り、Aとパズル玉をしてあそぶ。

簡単な操作方法なのですぐに一緒に遊ぶようになった。

Aとたこ焼きを作る。



楽しかったよ。


夜は少しレースゲームした

そして、寝る。


〜3日目〜


2日目と同じく学校へ行く。




生徒会室で少しPC使って仕事してたら

Aが手伝ってくれて。



むっちゃAは技術力が高いことが発覚!




そして帰宅。


早速ゲームをして遊ぶ。




すごいな。PSって。


晩飯はショウガ焼。


そして、夜はスキージャンプペアのDVD見せて、ゲームして。


寝た。


〜4日目〜

本日は、学校がホームステイ生徒とホストファミリーを対象に姫路城見学会!


Aといろいろ楽しんできました。


その日の夜は、我がじいちゃんの家で過ごす
(だって、俺のじいちゃん7年ぐらい前にAの故郷の町にホームステイしてたから)

晩飯は、手巻き寿司

そんで、盆栽を説明して、ばあちゃん&じいちゃんの三味線・尺八演奏会。


なんか通じたかな。


だるま落しもしました。
Aは初めてにしていきなりのパーフェクト。

百人一首は難しいので坊主めくりをしました。

とりあえず説明は
「MEN OK  クイーン OK  ノーヘアー OUT」


これで通じてしまうからすごい!



そのあと、ババ抜きをして遊んだ。
(ババ抜きは世界共通ルール。ちなみにオーストラリア名は「老婆」)


そして、家で寝た。


〜五日目〜

この日は一日フリータイムだったのでとりあえず、少しいったところにあるジャスコへ行く。


ジャスコの近くの広場で凧揚げをしていると突然消防士がやってきた。



「え〜、20分後ぐらいに出初式で一斉放水しますんでここどいといてもらえますか?」




せっかくなので見てきました。






お昼ごはんはすき屋の牛丼。




家に帰って少しゲームをした後、近所でどんと焼きが行われたので連れて行ってあげました。






夜は、Aと一緒にyoutubeに投稿する動画を共同作成!

奇跡の日豪共同作成!!



そして、最後の夜が過ぎた。


ちなみに晩飯は鉄板焼き


〜最終日〜

最後の朝が来た。


時計は8:15分。

家族みんなで車に乗ってわが町の駅へAを送っていく。


駅の広場では約30名の豪州生徒+先生+ホームステイファミリー
で埋め尽くされていた。

道行く人の視線が凄かった。



そして、決別式が行われ。

最後10分間のフリータイム。







初日に比べたら最終日の10分は何百倍、何千倍もの速さで過ぎてしまった。










泣いている人もいた。

しかし俺は最後まで笑顔で送り出してやるって決めていた。














電車に乗るAを最高の笑顔で送る我が家族。






















こうして、わが家のホームステイ受け入れは終わった。


〜おまけ〜

えーちなみに、Aは沢山のお土産(ぬいぐるみからコーヒーまで色々)をくれました。

もちろん我が一家もお土産をあげました。
わが家があげたプレゼントリスト
・切手(城の柄)・扇子2本(日の丸・相撲の全技表)・カレンダー(日本の絶景)
・デジカメで撮った写真の入ったCD-ROM・ビデオで撮った映像が入ったDVD
・俺愛用のマジック道具「デカ耳」







家に帰るとすごく物足りない。


何かが足りない感じがした。


家族みんな同じことを考えていた。

Aは家族の一員だったんだ。


家族が居なくなったと同然なんだ。



だからこんなに寂しいんだ。




Aがつかってた部屋は今もAが帰ってきてもいいように布団がしいてあり

そして



















我が家族もいつでも迎え入れられるように待っている。



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